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菩提寺山 有帆磨崖仏
これが、昭和55年8月、全国に「日本最古の磨崖仏」として報道された磨崖仏。 ・・・と言っても、私はリアルタイムでは知らないんだけど。 (もちろん、生まれてなかったわけではない。) 目下調査中だそうだが、昭和6年に開眼供養したという記録もあり、どうやら昭和の建立らしい。 奈良時代のものと、昭和時代のものを間違えるか疑問だが、 確かにかなりの短足(失礼!)で、観音菩薩と呼ぶには一般的でない面立ちの、 不思議な描写の磨崖仏だった。 こちらは、大男の足跡と言われているそうだ。 うむ、確かに足跡に見えるゾ! 伝説によると、ここから有帆川まで大男が一跨ぎで、またいで行ったということだ。 優しい梅田自治会(磨崖仏を管理している自治会)の男性が教えて下さった。 今日は、よりにもよって、年に一度の磨崖仏の供養の日なんだそうで、 お接待もあるから、お堂に寄っていくようにと何度も勧められ、 厚かましくもお接待を受けてしまった。 みなさん、とっても親切で、心温まる体験だった。 梅田自治会のみなさん、ほんとにほんとにありがとうございました! 仏様かと思ったら、こっちは神様のようだった。 岩の隙間に置かれていた。
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