終戦記念日の日、市内を流れる星川という川で灯篭流しを行うのです 当時幼稚園にも入っていなかった私はそのたくさんの灯篭の灯りがなんかとても恐ろしいというか、不気味というか・・・ そんな感じで見ていました 今でも、灯篭流しの幻影的な灯りは綺麗と言うより私にとっては恐ろしい感じがしてしまうのです・・・ 終戦前夜の空襲では祖父の家は全焼してしまいました 今でも、江戸時代の古銭で小判は熱でひしゃげた状態で保管されています 空襲で焼け野原になった跡、焼け跡から掘り出したそうです その日の父は群馬の桐生高専という現群馬大学の学生で太田(中島飛行機=現スバル自動車太田製作所)の軍需工場に借り出されていました その夜は遠く熊谷の空が真っ赤だったと言っていました |
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