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狛 犬 2


狛犬を求めてさまよった。

う〜む、年代の見分け方が分かってきたゾ。
江戸時代の狛犬は、脚がまっすぐで、躍動感がない(のが多い・・・たぶん)。
表情も肉質も、時代が進むほど発達してきているみたいだ。
あと材質ね。柔らかめの花崗岩は、どうやら古いものっぽい。

もっといろんな狛犬が見たいよ!

 
遠石八幡宮






吽のアップ。
なかなか恐い顔をしている。
いかにも昭和っぽいスタイル

こちらは平成10年12月建立。色の入っている狛犬もいるんだな。

 こちらの狛犬は安永6年(1777年)建立。
 スタイルといい、材質といい、いかにも古げだ。
顔はかなり風化していた。
吽の口は、もう上と下の区別がなくなっていた。

昭和57年建立
阿と吽で表情は似てるが、顎の形やたてがみの具合が違ってる。

文政7年(1824年)建立 江戸時代の作だけど、やっぱ時代が下がってきてるせいか、
肉付きがいいみたいだ。石の材質もやや硬い感じ。
  
熊毛神社
 文化時代(1804年〜1817年)の狛犬。 暗かったので年号がちゃんと読み取れなかったよ。
狛犬は、熊毛神社境内にはなくて、ちょっと離れた交差点にあった。
もう1体は道の反対側で交通量も多かったので、撮影できず。今度明るいときにゆっくり見に行こうっと。
 
 狛犬の耳の形とか前脚の肉付きとか台座の文様とかが、遠石八幡宮の文政7年の狛犬と同じだった。
 当時流行のスタイルだったのか、それとも同じ作者だったりして!?

 教え子のpiyoccoちゃんの情報によると、この狛犬の脚をなでると足が速くなるって言い伝えがあるそうだ。
花岡福徳稲荷神社
狐も阿吽になっていた。   吽の口には巻物が。
遠石八幡宮(その2)
 ものすごく風化していたが、ご神体のようだった。
本殿近くの社に祀られていた。こういうの、心惹かれる。どこかから掘り出されたものなんだろうか?
牛さんもいたよ これって究極の世渡り術よね


17.Feb.2006
日本中どこに行っても、土地土地に社があり、氏子たちがみんなで守っている。
神社ってすごいな。。
狛犬も、そんな氏子パワー、住民パワーの一部なんだよね。
お茶目でかわいく、時に荒々しくて恐ろしい、不思議なオーラを放っている狛犬たち。
もっと見たいよ!