<京都>

長男YY&次男Hりんと京都に行った。
今回のメインは鞍馬山と比叡山。
初めてのヒッチハイクも体験し、思い出深い旅になった。

<鞍馬>
 叡山電鉄の900系パノラマ電車「義経号」で鞍馬へ。ものすご〜くスローなスピードだった。
鞍馬駅前の天狗さま  天井まである広い窓からの眺めが楽しめた。

<鞍馬寺>
 これは、ゴロゴロと回る石。なんで回るんだっけか、忘れてしまったが・・・
 あんなすごいお山の入り口とはつゆ知らず・・・
 貴船までの山道は、体力づくりにはもってこいの、ものすごく険しい道だった。
 山の中には、牛若丸が修行中に喉を潤したという「息つぎの水」や、奥州へ下る際、名残を惜しんで背丈を比べた「背比べ石」、義経の魂が帰ってきたという「義経堂」など、いろんな名所があった。

 鑑真の門弟が毘沙門天を安置したのが始まりとか

野生の鹿もいた。
人間にえらくなついてた。


木の根道
 おみくじも天狗さま
 天狗のキーホルダー付き
 こんな道をばんばん歩いたので牛若丸は身軽になったらしい・・

<貴船>
 鞍馬寺から歩きに歩き、やっと貴船へ。足腰ガクガク・・・
貴船神社
貴船川のせせらぎ


<比叡山延暦寺>
 ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで比叡山頂へ  ガーデンミュージアム比叡は、フランス印象派絵画の陶板画を展示する屋外美術館。モネの「スイレン」そっくりの庭園もあった。

 比叡山がこんな大きな山だったとは思いも寄らなかった。山内の200を超える建物の総称が延暦寺だと言うことで、その広さにびっくりした。
山頂からの眺め
 国宝、根本中堂の向かい側にもまたお寺。さすがにアンコールワットの第3回廊ほどではなかったが、かなり急な階段の上にあった。  延暦寺発のバスは何と17:06が最終!乗り遅れた(というか、そんなに早いとは知るよしもなかった)私たちは、タクシーに電話するも、近くを走っていないと断られ、途方に暮れた。
 で、初めてのヒッチハイク体験となったわけだけど、ここで長男大活躍。写真の紳士をどこからか連れて来てくれたのよね。(結構度胸あるのかも)紳士は見ず知らずの私たちを気持ちよく乗せて下さって、いろいろ話して下さった。どこで降ろしてもらってもよかったんだけど、駅まで連れて行って下さった。いくら感謝しても、し足りない。何のお礼もしなかったんだけど、んもう、ものすごく温かい、京都旅行の一番の思い出になった。
 ヒッチハイクって楽しいにゃ!


<平安神宮>

 明治28年の建造。意外に新しい。

 現在ある社殿では日本一の大きさらしいけど、モデルとした平安京大内裏の朝堂院はもっと大きかったそうだ。首里城や紫禁城にかなり似てる気がした。  大鳥居のすぐそばには、たくさんの美術館と、なみなみと水をたたえた琵琶湖疎水。20qもの遠方からこんなにたっぷりの水を引いてるんだと思った途端、「アルハンブラ城に行ってみたいぞ〜〜っ!」って強く思った。(高低差だけを利用して、雪解け水を引いてる宮殿ね。)


<銀閣>


いつ見ても美しい。


<下鴨神社へ>
 樹齢200年から600年の樹木約600本が生い茂る、原生林の森 哲学の道
ちょっと行くとベンチがあり、散歩にはもってこいかも。


さざれ石
 意外にもさりげなく置かれていた。どうやら、永年のうちに小石が集結する岩なら、全て「さざれ石」って呼ぶらしい。実は下鴨神社にはこれを目当てに行ったのだけど、下関の乃木将軍の寺にもあるらしい・・・。