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旧徳地町にある狗留孫(くるそん)山に登った。
544.1mの、見た目は平凡な山なんだけど、
藪は生い茂り、大木は倒れて道を塞ぎ・・・、相当過酷な道だった。
やっとのことで、磨崖仏を見た時はもう!

帰路は余裕綽々。心の中は、充実感たっぷりで下山した。

これぞまさしく、「虚往実帰」ですわっ!(?)
狗留孫山磨崖仏


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2006@Yoshiko



ルートマップ。狗留孫山は、33ヶ所の霊場となっている。
これだと平板に見えるけど、アップダウンの激しい道だった。
麓の観音法華寺の観音様 1番霊場 不動明王かな?

登山口から少し歩くと、鳥居があった。慶応4年(1868年)

安永8年(1779年)

 鳥居から先は、1丁ごとに、石仏が建っていた。
 倒れているものもあった。


石仏は、全て薄肉彫りで、穏やかな表情のものが多かった。




 ↓ 半分、土に埋もれた仏様も           

中腹より。 う〜む、絶景!


大木の下の仏様
大木は既に朽ちていた。

仏様には菜の花や小銭などが供えられていたよ。

大きな岩の上にも

 意思の強そうな、キリッとした表情
の仏様もいた。

きれいなヤマツツジ

首をかしげ、何か考え込んでる仏様

15丁目には、「狗留孫山霊場に入る」の表示

摩訶不思議な岩が出現し始めた。

岩に比丘の御詠歌が刻まれていた。

「不許軍酒肉入土」・・って、私たち

は入れないってことだったのかな?

この先には、たくさんの磨崖仏があった。

立派な奥の院に到着した。
こんな山奥に、ここまで豪華な建物が
あるとは予想外だ。

この燈籠は文政11年(1828年)
 磨崖仏の足元にも
小さな仏様があった。

大きな蓮華を持つ観音菩薩
 線彫りゆえに、消え入って
しまいそうな仏様も多かった。
            









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