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太華山 聖の森


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2006@Yoshiko



〜2つの立像は、北村西望氏作〜


<徳山観音>



<徳山不動像>
像の高さは2,4m。青銅製、純金粉塗
荒々しさよりも凛々しさを感じる、今まで見た中で一番かっこいい不動明王だった。





<平和の塔周辺レリーフ>

ボロブドゥールの遺跡を観るための勉強が、何と、この周南の地で役立つとは、夢にも思っていなかった。
が、ここにあったレリーフは紛れもなく、ブッダ・シャカムニの生涯を示すマンダラだった!
灯台もと暗し!!

注:「 」は、溝口史郎氏の「シャカムニの生涯」(丸善ブックス)からの引用
             <マーヤー妃の夢>
「6本の牙、美しい脚、立派な鼻、赤い頭を持った」「雪のように真
っ白い象」が、「天から降りてきて、私の右脇から胎内に入った。」
             <ボサツの誕生>
 「ボサツが地上に下り立つと、彼の足元に大きな蓮の蕾が出現し
て、開花した。」

「王は王子を連れて馬車に乗り、神殿に向かった。」

 で、なぜかここでストーリーがものすご〜く飛んでいる。

 たぶん、悟りをひらいたブッダを賛嘆するために、神々が捧げ
物を持ち寄ったシーン。
 ブッダが悟りをひらいた後、悪魔が集まって来て悟りの邪魔をした
ところだと思う。だけど、なんで衣が通肩(両肩を覆ったもの)でなく
なっちゃったのだろう? もしかして、まだ悟りをひらいてないシーン
なのかな? 痩せてきた感じだし・・・。う〜む(ーoー?)

 ブッダは、悟りをひらいてから7日間、ずっと「菩提樹の下の宝座
に坐ったまま、悟りの境地を喜び味わっていた。」
 
 2頭の動物は恐らく雌雄の鹿。「7日経った後、初めて宝座から立
ち上がり、諸方を歩いて回」り、「再び菩提樹の下に帰った。」
 衣も印も変わっていて、時間の経過を感じる。

 ここでブッダは初めて説法印を結んでいる。蓮の花、象、小児、傘
などが描かれていることから、竜神の王ムチリンダの住居に赴き説
法したところだと思う。  〜間違ってたら誰か教えてね〜
 49日間、何も食べずに過ごしたブッダに、四天王が鉢を捧げた。
右の4人が四天王らしい。

 ここで、話がまたまたぐぐ〜んと飛んでいるのだが、クシナーガル
の2本の沙羅の木の間で、最期を迎えるシーン。

正面にあったレリーフ




<平和の塔>
<塔の中の釈迦如来坐像>
 説明書きによると、インドのネール首相から日本山妙法寺山主、
藤井日達上人に授与された仏舎利を奉安したとある。え?なぜこ
こに???  塔の高さは11,4m。
 インドの仏像彫刻界の第一人者マハラナ氏の作で、
1,53m(5尺)の坐像。「ゴモリ」という珍しい木に彫刻し
てあるのだそうだ。
 ガラス戸を隔てての撮影だったので、うまく写らなかっ
たよ。(T.T)
太華山山頂の不動尊。この不動尊は、寛政12年(1800年)、武運長久を祈願し、徳山毛利七代藩主、毛利就馴(なりよし)が建立したもの。
四熊ヶ岳、金峰山の各権現と、この太華山の不動尊が、三方より徳山藩を守護しているのだそうだ。
なかなか穏やかな顔つきだ。 ちょっと大魔神に似てるかも。  
こちらの像の建立年は不明。
どこかで見たことあるような顔だ・・・。
全体に埴輪チックだ。








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